【図解付き】人事とは?|経理目線で徹底解説!

目次

はじめに

人事とは?について改めて考えてみる。経理で関わるのは給与計算ぐらいで、人事と労務の違いもよくわかっていない。そんな人事について、バックオフィス内での関係性も考えながら改めて考える。

言葉の定義

そもそもの言葉の定義について考える。辞書・ウィキペディア・ネット記事をリサーチする。周辺の言葉である「人事権」「労務」

リサーチ(人事)

1 人間社会の出来事。人世の事件。自然の事柄に対していう。
2 人間の力でできる事柄。人間が行う事柄。
3 社会・機構・組織などの中で、個人の身分・地位・能力の決定などに関する事柄。
4 俳句の季語の分類の一。天文・地理などに対し、人間に関する題材。

引用元:【辞書】goo辞書 デジタル大辞泉(小学館)

① (自然、超自然の事柄に対して) 人間に関する事柄。人間社会の事件。
② 人の行なう、また行なうべき事柄。また、人のなしうる仕事。
③ 人としてはっきりした意識でいること。人としての知覚、感覚。「人事不省」
④ 官公庁、学校、会社などで、人の採用、転任、退職や身分、職務、能力などに関する事柄。
⑤ 俳句の季語の分類の一つ。天文、地理、動植物以外の、人間に関する題材。

引用元:【辞書】コトバンク 精選版 日本国語大辞典

人事(じんじ)とは、企業その他の団体・組織における職員の処遇などの決定に関する業務。
人事制度とは従業員の処遇を決定する仕組みをいい、狭義には、等級制度、評価制度、報酬制度の3つの制度から構成される。広義には、勤務形態、労働時間、福利厚生など従業員に関するすべての仕組みを指す。

引用元:【ウィキペディア】

人事とは、企業の目標達成に向けて「人材を確保する・活用する」ため仕組みや環境を整える業務のこと。

引用元:【ネット記事】kaonavi

企業が扱う経営資源は、大きく「ヒト・モノ・カネ・情報」に分けることができますが、その中の「ヒト」に関する仕事を全般的におこなうのが人事担当者となります。

引用元:【ネット記事】HR NOTE

人事とは、組織内の人材管理に関する業務を担います。人材採用でも、アルバイトやパート募集の突発的な人員補充の業務もあれば、新卒採用の年間スケジュールを立てて取り組む業務など多岐にわたります。

引用元:【ネット記事】indeed

人事とは、企業の人材管理に関する業務を行うことです。具体的には、採用活動や人材配置の企画、研修による教育などを行い、経営戦略を実現するための人材を供給します。人事評価をデータとして管理することから事務処理能力が必要な他、企業の人材が描いているキャリアプランや潜在的な能力を引き出すために、社員とのコミュニケーションが特に重要になるのが特徴です。

引用元:【ネット記事】Schoo for Business

リサーチ(人事権)

使用者が、自己の企業に使用する人員について、採用・異動・昇進・解雇などを決定する権利。労働協約や労働法などで制限される。

引用元:【辞書】goo辞書 デジタル大辞泉(小学館)

自己の企業に使用する人員に関して、その採用、解雇、昇進、異動などを自由に行なう使用者の権利。労働協約、労働契約などで制限されることもある。

引用元:【辞書】コトバンク 精選版 日本国語大辞典

※該当なし

引用元:【ウィキペディア】

「人事権」は、最も広義には、労働者を企業組織の構成員として受け入れ、組織のなかで活用し、組織から放逐する一切の権限を指す。より狭義には、「人事権」とは、採用、配置、異動、人事考課、昇進、昇格、降格、求職、解雇など、企業組織における労働者の地位の変動や処遇に関する使用者の決定権限を指していると考えられる。

引用元:【ネット記事】働き方マスター試験

人事権とは、企業組織において労働者の採用や異動、昇進や解雇などを決定する権利のこと。労働者を企業組織の構成員として受け入れ、組織で活躍してもらうために組織から放出する権利です。

引用元:【ネット記事】カオナビ

リサーチ(労務)

1 報酬を受ける目的で行う労働勤務。
2 企業で、労働力の使用・管理に関する事務。

引用元:【辞書】goo辞書 デジタル大辞泉(小学館)

① 報酬を得て行なう労働勤務。
② 労働に関する事務。また、それをする人。

引用元:【辞書】コトバンク 精選版 日本国語大辞典

※該当なし

引用元:【ウィキペディア】

報酬を目的とした労働自体も労務と呼びますが、一般的には企業における労働に付随する関連業務全般を指します。事務処理や管理業務が中心です。労働量、つまり勤務時間の管理や、労働の報酬となる給与の計算、保険の手続きなど、従業員のサポート的な意味合いが強い仕事と言えるでしょう。

引用元:【ネット記事】人事の転職

「労務」とは、労働基準法をはじめとした労働関連諸法令、社会保険などの専門知識を用いて、従業員の雇用に関して必要な手続きや管理を行い、従業員が働きやすい環境をつくるための業務です。

引用元:【ネット記事】リクルートエージェント

労務は給与計算や社会保険料の手続き、福利厚生の管理など、従業員が入社してから退職するまでの一連の業務を行います。人事は採用活動、人材育成、評価制度の作成など、従業員と直接かかわる業務を行います。

引用元:【ネット記事】労務search

まとめ

定義

人事とは、会社における人に関わる業務全て。労務は人事の中でも労働に関わる部分全て。人事権は採用・解雇、昇格・降格、昇給、降給、異動を決める権利。である。

実務

人事の実務について。人事は人を扱う仕事であり、会社における人の動きは以下の
①入社
②勤務中
③退社
に大きく分けることができる。このどの部分における業務かを考えるとイメージがしやすい。

採用も退職手続きも人事は人事だが全く違う。採用は営業的な要素が強いが、退職手続きは真逆の事務的な仕事。

労務については人事の中にあるイメージ。
人事の仕事のイメージを図にしてみた。

画像
人事の仕事分類
目次